
カジノでゲームを楽しむ為には、ゲームへの参加の仕方、進行、ルール、賭け方などを知っておく必要があります。マカオ発祥のゲームもありルールについて徹底解説して行こうと思います。カジノはポルトガル統治時代の1847年に本国から認められ、今日まで160年以上の長い歴史を持っております。20世紀には香港の金持ちを始め、世界中のギャンブラーがやってくる「アジアのモンテカルロ」と称された。そんなマカオのカジノの象徴となったのがリスボアでマカオ独特の「大小」と言うゲームが呼び物になりました。1960年代からは少数の経営者がカジノ経営権を独占しました。
この記事の目次
年齢制限と身分証
21歳未満は入場不可となっております。身分証の提示が求められるのでその時はパスポートを見せれば良いでしょう。
服装
特にドレスコードではなく、カジュアルな服装で大丈夫です。短パンやサンダルなどラフすぎる服装だと入場できない可能性があるので注意。
営業時間
基本的には24時間営業で年中無休です。
手荷物
ノートパソコン、大きな手荷物はカジノ内には持ち込む事ができない場合があります。カジノ入口近くにある専用クロークに預けるようにしましょう。
禁煙
2012年にカジノの禁煙法は施行され、喫煙場所以外では禁煙になりました。違反をするとMOP600以下の罰金があります。
使用通貨と両替
原則として、マカオのカジノでの使用通貨は香港ドル(HK$)に限定されています。カジノ内に外貨両替所があります。
チップ
ゲームをするのに必要なコインのような物。テーブルゲームでは現金をチップに換えてプレイします。金額によって色が異なります。
ディーラー
ゲームを取り仕切る人(カジノ側)
プレイヤー
通常、ゲームに参加する客側を指す。ただし、バカラのような例外もありますので注意。
ベット
チップを置いて賭ける事を「べット」と言います。
ミニマム・レート
賭け金の最低金額。通常、テーブル上の札に表示されています。反対には、賭け金の上限をマキシム・レートと言います。
控除率
ゲームにおいて、カジノ側がどれくらいの手数料を取るかの割合。控除率が高いと、それだけプレイヤーが損をする可能性が高いと言う事になり、反対に低いと、得をする可能性が高い事になります。
カジノマナー
・写真撮影厳禁
カジノ内部での写真撮影は一切不可となっております。プレイする客のプライバシーを程する為です。カジノの外から入口付近を撮影する事も不可です。更に覚えておきたいのが、所定用紙への記入以外にメモなどを取るのもルール違反とされ、注意される事があります。
・一度置いたチップには触れてはダメ
チップは一度置いたらむやみに触れてはいけません。ゲーム終了してから自分が勝った場合でもディーラーが配当額を上乗せして返す合図をするまでは触れてはいけません。自分のチップを主催するのはOKだが、その場合でもチップには触れてはいけません。
・ディーラーに手渡しは一切してはいけない
現金(HK$)をチップに換えてもらう時はゲームの合間にディーラーとの間で行います。ただし紙幣をディーラーに手渡されずに、テーブルに置く事。チップのやりとりも含めて、手渡しは一切不可です。高額なチップを小額に分ける場合も同様です。
カジノ入場
①入場
まずカジノの入口で荷物のセキュリティ・チェックを受けます。大きな荷物、飲み物、ビデオカメラは持ち込み不可です。小さい荷物はX線検査されます。荷物はクロークに預ける事もできます。引換券を無くさないように注意しましょう。
②両替
ゲームを始める前にまず香港ドル(HK$)を用意。カジノでは基本的にマカオ・パタカを使用する事ができません。HK$を持っていない人はカジノ内に外貨両替所があるのでそこで両替しましょう。
③ゲーム選択
ルーレット、ポーカーの他にマカオ発祥の大小や人気No.1のバカラなど、ディーラーのいるテーブルゲームが中心です。スロット、電子ゲームもあります。
④ゲーム開始
自分がやりたいゲームを探し、席に着きます。テーブルごとにミニマム・レートが違うので表示を確認しましょう。席に着いたら、ディーラーに現金をチップに換えてもらい、現金は直接テーブルに置きましょう。ディーラーへの手渡しは厳禁です。
⑤換金
遊びが終わって手持ちのチップが残っていたら、キャッシャーに持って行き、現金に換えてもらいましょう。通常はHK$で返金され日本円に両替可能な場合もありますのでチェックしましょう。
いかがでしたでしょうか。カジノの基礎知識とマナーについて、こちらを覚えておけばすぐにゲームにチャレンジする事ができます。「一生に一度」はやってみたいカジノ。一度はやってみる価値は必ずあります。勝つか負けるかにしろ、「人生一度」は必ずチャレンジするべきです。それとも一攫千金を狙ってチャレンジしてはいかがでしょうか。