
ルーベンスの絵画とファッションの街で世界有数の港を持ちダイヤモンドの研磨と取引の中心地となっております。17世紀に活躍した画家・ルーベンスの生地でもあり、名作『フランダースの犬』の舞台でもあります。近年では、ベルギーファッションの流行発信地としても注目を集めております。
ペーター・パウル・ルーベンス
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・17世紀を代表するフランドル絵画の巨人!
1577年ドイツ生まれでアントワープで画家としての修行を積む。23歳から8年間イタリアで宮廷画家として活躍。アントワープに帰国後も宮廷画家として活躍。ダイナミックな構図と華麗な色彩を駆使し、多くの弟子とともにヨーロッパ各国からの注文をこなし、工房での作品を含めると1500点とも2000点とも言われます。膨大な作品を残しており、53歳の時16歳のエレーヌ・フールマンと再婚。彼女のモデルの絵画も多数残り外交官としても活躍しました。
聖母大聖堂
・【世界遺産】ルーベンスの傑作『聖母被昇天』がある大聖堂!
フランドル地方で最大なゴシック建築の大聖堂。1352年の建設から、高さ123mの北塔完成までに169年が費やされました。その後、1533年まで増築が続いたが、大火による資金難などもあり、南塔は未完に終わった。内部にはルーベンスの傑作『聖母被昇天』『キリスト昇架』『キリスト降架』の3連作があります。
住所 ・Handschoenmarkt
電話番号 ・03-2139951
営業時間 ・10時〜17時(土曜は〜15時、日曜は13時〜16時)
料金 ・6€(定休日 なし)
マルクト広場&市庁舎
・観光の起点と豪華な建築物!
様々な意匠が施されたギルドハウスに囲まれた広場。噴水の像はアントワープの名の由来にもなりました。戦士ブラボーが巨人アンチゴーヌの手を切り落とし川へ投げた姿を表しております。建設にイタリア人が参加した市庁舎は、当時のこの地方では珍しいイタリア&フランドル・ルネッサンス様式です。
キリスト降架
三連祭壇画。キリストが十字架から降ろされる様子が劇的に描かれています。赤い服の男が聖ヨハネ、左から手を差し伸べる青い衣服の女性が聖母マリア。『フランダースの犬』で主人公ネロがひと目見たいと憧れ続けた絵としても有名です。
キリスト昇架
三連祭壇画。十字架に架けられ用としている場面。『キリスト降架』と対をなすが、より迫力があります。
モード・ミュージアム
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・ファッションの全てがここに!
世界の有名なデザイナーの作品・16世紀からのファッション史などが実物や写真を使って展示されております。同じ建物内には専門書店やレストランなどがある。
住所 ・Nationaistr.28
電話番号 ・03-4702770(料金 8€)
営業時間 ・10時〜18時(休み月曜)
ルーベンスの家
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・ルーベンス設計の自宅兼アトリエ!
ルーベンスが1616年から亡くなるまで29年間住んだ自宅兼アトリエ。自身が設計した建物はイタリア建築の影響を受けています。内部には彼の自画像を始め作品や取集品も展示しております。
住所 ・Wapper 9-11
電話番号 ・03-2011555(料金 10€)
営業時間 ・10時〜17時(休み 月曜)
聖ヤコブ教会
・ルーベンスが眠っている教会!
1491年〜1656年に建立された歴史ある教会。大祭壇裏の礼拝堂にルーベンスの家の墓がある事でも有名です。内部には100種類以上の大理石が使われております。
住所 ・Lange Nieuwstr.73-75
電話番号 ・03-2321032(料金 2€)
営業時間 ・14時〜17時(定休日 11月〜3月)
まとめ
いかがでしたでしょうか。ベルギー第2の都市・アントワープ。見所については、アントワープ中央駅の西側の旧市街にまとまっているが、駅から旧市街へは徒歩で20分〜30分かかるので、トラム・メトロ・バスの利用が便利です1回券料金は3€・1日券は5€となっております。これを使ってアントワープを満喫してみよう!!